ライブ雑感

By ooladmin, 2014年4月14日

先日は下北沢エラでライブでした。素晴らしい日に呼んで頂けたのはエラの久保寺さんとcamelliaのishiwataさんのおかげです。そして何より貴重な日曜のあの時間にあの場に居ることを選択してくれた方々があれだけいたことにとても嬉しく思っています。ありがとうございました。5時オープンの半スタートという長丁場でしたが沢山の人にきて頂けました。ライブ自体は自称ホームであるエラということもあり、案外リラックスできました。内容的にも自分達には多い5曲でした。

1 ミミナシ
2 5秒
3 ピカソ
4 歌と形
5 さようなら

終わってからも色々な方とお話出来て嬉しかった。自分の曲や歌詞にとても興味を持って聞いて頂けたのも嬉しかったな。そこまで知りたいと思ってくれることがとても有り難い。最初の曲が初めて打ち込みや様々な効果音を積極的に導入した曲で、その歌詞から5秒に繋げるという試みを行いました。ちなみにミミナシは耳なし芳一からきています。自分も以前難聴になったこともあったので。あとは新旧楽曲を織り交ぜつつ、以前の曲の歌詞を大幅にアレンジしました。今後もアレンジは続けていくつもりです。歌に関しては聞き返してみると、やはり少しざらついていたというか、調子は良かったのですが、もう少し手の伸ばし方があったんじゃないかなと思いました。少しぶっきらぼうだったなと。まぁ個人的に色々なことが終わったり始まったり、それが影響していたんじゃないかなと思います。消化か昇華どっちもうまく行って、その後は血やら肉やらになるといいな。一部の人からのアドバイスをすごく考えて、自分なりにどうしていくのかを考えた。無様にでも懸けていくことを信条と考えてはいたのだけれど、まだそれを妨げる何かがあるのかな。それを少しずつ落としていくことが大切なんだろうなと思います。フロントマンという言葉は好きではないけれど、見にくる人が何を見にきているのかっていう考えが甘かった。伝えたいことが何にも無いとか言いたくもなるけれど、恐らくそうじゃなくて、きっとあるんだろうと思います。少し背中を押せたらとかじゃなくて、思い切り蹴り上げるくらいのものを求めているのかもしれないし、それくらい求めてようやく少し背中を押せる気もしてきました。逃げているつもりはない、向き合っていきたいから、もう一度、最初から。

それでも大分色々吹っ切れたと思う。ここ最近で。諸々を置いてきた。手を伸ばせるだけ伸ばすという経験は、例え表向きは報われなくとも、長い目で見ればきっと報われるんだと思います。そう信じています。ただもっと伸ばせたのでは、という気持ちが残ります。それすら微塵も残らないくらいに手を伸ばすような歌を歌いたいです。愛だの戦争だの世界は相変わらず分からないことばかりで、でも信じていくしかないという随分やさしくないものなのかもしれないけれど、それでもやっていくしかないんだよな。みんなそうだよね、楽しいこともあるけれど、面倒なこと多いね。人とふれ合いたいのに、全然相手のことが分からなかったりするし、めげそうになって、腐ったり。人間らしくていいんじゃないでしょうか。腐るし、不平不満言いまくっても、布団に入って、声が聞きたくなって電話したり、だれかにおやすみと言うんだ。あの人はもう寝たかなと、誰かを思い描けるんだ。それはとても幸せだし、尊い行為だし、ぐちゃぐちゃでなかなか整理しきらない引き出しみたいなこころは、それでも美しいと思います。紙を千切って桜に見立てて、飛ばして。別段他の人にとっては意味のないことが自分にとってはとても強い意味を持っていた。久々にゆっくり散歩をした。街並も、人も、ゆっくり変わっている。髪が短くなったり、少し痩せたり、変わらない声や、変わらない言葉、変わる道順、変わる距離。穏やかっていう言葉を穏やかに歌えるようになるのはまだ先なのかな。伝えたいことは歌詞に入っているはずなんだよなあ、それだけじゃなくて、その先に手を伸ばすこと、練習練習と。歌詞を書いておきます。ゲーテの詩からタイトルは取りました。とても良い詩なので、機会があったら読んでみてください。色々分からないから、誰かが喜ぶなら、あなたが笑うなら、どんな出任せでも口ずさんでメロディ付ける。壊れていないように見えているものは、一度完全に壊さなければならない時もあるだろう。でもその先を心から信じていたい。信じるよ。

歌と形

愛している、その言葉の中に
一体何が詰まっている
気まぐれに、大切にすることで
また傷つけているね

穏やかと言えば穏やかだけれど、
何となく物足りない日々だ
別に聞いて欲しいことなんてないけど
何か話したくなっている

誰かに宛てるべき言葉を
全て歌詞にしてしまいたい
別に悲しいことなんてないけれど
何故か胸が苦しいから

信じる者は救われる
だから救われないんだって気付いた
一万文字を口にしても
本当に言いたい言葉が見つからない

みんなが欲しがっている言葉を
もし私が言えたなら
思っていようとなかろうと
全部、全部、言ってしまいたい

昨日と今日の境目も
今日と明日の境目も
どちらも曖昧なのに
あなたと私の境目は
やけにはっきりしている

不安や足りない何かを
ありきたりな言葉で
埋めようとする
穏やかな日々を抱きしめて
あなたと笑っていたいよ

何でもない言葉に魔法をかけて
それだけで特別に思えてくるのが
いいでしょう?

他愛のない話をしようよ
他愛のない話でいいから
そんな日々に酔え

ライブはこれからも続けていきます。気になる方いたら、みにきて下さい。その行くという選択をした、それ以上のものを返せるように精一杯歌います。なんだかつめたくて、せまくて、じめじめで、くらいような部分にも、ぽっかりあいた、なんか気持ち良さすらありそうな空洞も、そこまでじんわり暖かいなって、言葉じゃなくても、音じゃなくても、そんな感覚を届けたいと思っています。ちなみにこちらhttp://dipt6bxs.jugem.jp/もうひとつのブログで歌詞の断片のようなものが書いてあったりします。言葉が好きな人も、電車の中であと一駅分の暇つぶしを探している人も、良かったら読んでみてくださいね。