10月10日は下北沢エラにて初の企画を致します。
ool (ex f–ca) presents
[ひとつのこころみ]
ライブ
ool
パプリカン(ex pocketlife)
出店
yoshiki kawabata(from go-getter)
mimura(from trampot)
山越商店
こころ み 書房
open:18:00 start:19:00
adv:2000 door:2500
予約はoolyouneed@gmail.comまで。
バンド紹介
ピアノガールはf–ca時代からお世話になっていて、音楽の話が出来る数少ない友達です。最近「赤心」を出し、ツアー中です。みなさん聞きましたか?瞳という曲がとても好きです。ことば、じぶんたちの音楽をこころから信じて前を向いているその姿勢に励まされていますし、尊敬しています。ぼくの好きな人たちです。今回は忙しいスケジュールを縫って出演してくれることになりました。なんだか音楽やりたいな、歌いたいな、と思わせてくれます。強い人たちです。
雑魚猫タワーは以前ギターの方がやっていたバンドとご一緒した時から考えると長いなあ。今の編成になる前にも一度対バンしています。声や言葉や音が違ったとしても、なんとなく同じようなものをまるっと包もうとしているような、そんな気がして、今回出演をお願いしました。ちなみにボーカルの方のブログでおすすめにボリスヴィアンのうたかたの日々が出ているのですが、そちらの小説は日本でクロエという映画として生まれ変わっています。自分の好きな作品を挙げているなら、言葉になるまえのどっかも、なんか重なったりするものあるかもしれない。
そしてパプリカンは元pocketlifeの方のバンドです。パプリカンのライブは実はまだ見たことがありません。今回下北沢エラの久保寺さんにイベントの趣旨のお話をさせて頂いた時にだったら!と開口一番で教えて頂き、即決定の運びとなりました。pocketlifeのモリコンさんの歌の力は、pocketlifeの頃よりもさらに鋭く、そして強くなっているに違いありません。長い時間歌い続けてきたからこそ培われた説得力は唯一無二のものであり、音楽、そしてライブの在り方を根源的に体感させてくれるものであるに違いありません。
出店紹介
yoshiki kawabataさんは渋谷の老舗古着屋go-getterでバイヤーも勤めている方です。わたくしやまこしはこの方の雰囲気がとても好きで、服という表現を用いて都市をキャンバスに見立て、絵を描くような人だと思っています。tumblrに挙げている写真もとても素敵です。音楽も作っているとお聞きしているので、いつか聞いてみたいと思っています。
mimuraくんは私も以前在籍しておりました祐天寺の古着屋trampotの後輩です。わたくしはこのお店に服という表現方法の視野を広げて頂きましたし、数えきれない程の貴重な経験をさせて頂いたお店です。服は着るものですが、このお店の服はどれも纏う感覚があります。空気をはらみ、纏う。毎日のルーティーンをささやかにイレギュラーなものとし、気持ちを踊らせてくれる、そんな作品に出会いたいと思ったら是非お店にも遊びにいってください。
北郷江さんはベース、こばちゃんの知り合いの方です。今回のイベントでは様々な表現方法を用いて誰かのこころをふるわそうとしている方を集い、そしてそれらの方々と協同し、触れにきてくださる方とその表現方法を通して会話をしていきたいと思っています。ただ受け取るだけでなく、互いが共振していくかのようにそのふるえをおおきなものにしていけたらと思っています。そんな思いに出店を快諾して頂きました。食という人の生業である「食べる」という動作に関わるうつわは、その色やかたち、テクスチャにより様々な追体験をさせ得る表現方法だと思います。日々つづけていく「食べる」ということ、それらに気づきをくれるであろう作品を持ってきてくださります。とてもたのしみです。
そして山越商店はギターボーカルのやまこしが出店します。今までに古家具屋、栃木県の仁平古家具店に所属していた経験もあり、自身で集めたものや服やあれやこれを非常にリーズナブルに投げ売るよていです。普段触れないものや見たことのないもの、でも「なんだろう?」と何だか気になるものがあれば、それを持って帰って、想像して、何かに使ってみてください。本来の用途でなくても「見立てる」という観点に立ちそれらを眺めると、あたらしいなまえやいみを見つけることが出来るのではないでしょうか。忙しくて手がなかなかつけられていませんが、がんばります!頭の片隅にでも入れておいてください。
こころみ書房はイベント限定の古本屋さんです。こちらでは「出演者が影響を受けた作品」に焦点を当て、取り扱いをさせて頂きます。オリジナルのブックカバーを付けて、お渡しする予定です。様々なアーティストの源泉に触れることは、すばらしいことです。温故知新そのままかもしれませんが、普段本を読まない方も、色々触れてもらえたら幸いです。「こころ」にも「身」にもどちらにも良い影響があることでしょう。
この他にも色々な方が参加予定です。続報をお待ち下さい!!
何れのバンドも、出店者も、
それぞれの道で、それぞれの表現を信じ、
それに触れることのできる空間を作ってくれる方々です。
ただ受け取るだけのライブではなく、
8者8様、その熱を伝え、そして心を震わせてくれる。
ちがういろで、ちがうことばで、
そのひびきみたいなものに自分のこころがちょっとでも
ひっかかり、ぷるぷる震えだせばきっと良い日になります。
これが今回の「ひとつのこころみ」です。
みなさん、よろしくおねがいします。
あ、ボーカルの企画にむけてのたわごとはこちら。
宜しくお願いします。
ool 一同
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